2023年11月12日(日)、様々な障害物をダンボールで作ったコース上に接地し、ビー玉転がしレースを行いました。
大百池公園
所在地 | 緑区おゆみ野中央2丁目2他 |
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アクセス |
大百池公園は千葉市緑区のおゆみ野にある公園で、その名の通り大百池という池に面して整備されています。 大きく林と池の2つのエリアがあり、南側の駐車場付近には遊具などが設置され、子ともたちが遊べるスペースとなっています。また野鳥が多く、撮影を楽しんでいる方も多くみられます。
あてもなく、なんとなく、気になるものを追い求める
“すごいもの” や “役に立つもの” を狙ってしまい、好奇心の目をつぶしてしまっていませんか?
Feel度Walkは、「なんとなく気になる」を大切にしています。「あれっ?」とか「おや?」など、ちょっとでも気になったものがあれば足を止めて観察、写真に撮っていきます。参加者の子どもたち、気になったものを手に取って触ってみたり、においを嗅いだり、五感を使って観察していました(ヘビの抜け殻を発見した子どもは持ち帰っていました)。
最初は一人で/親子で写真に撮ることに夢中になっていましたが、少しずつお友だちの発見したものを一緒に面白がったりするようになり、スケッ知図などの会場としてお借りしたアリス&ピーターさんから大百池公園まで、普通に歩くと10~15分程度の距離のところ。立ち止まってばかりで1時間以上かかってようやく到着するほどでした。それだけ、参加者の皆さん、夢中になっていました。
Feel度Walkについてよく聞かれること、「何の役に立つの?}。何の役に立つのか、正直なところ分かりませんとしか言えません。しかし、何となく気になったものが、そこからどんなヒトやモノとつながっていくかは誰にも分かりません。また、ちょっとしたことを拾い集めていくと、その体験(知識)は広がりつながり生きた知識となります。好きなこと、ひょっとしたら職業につながっていくのは、こんなちょっとした気づきがきっかけかもしれません。今は何の役に立つかは分かりませんが、身の回りにあるちょっとしたことに気づき、面白がることは好奇心や探究心を育てる上で、原点ともいえる活動なのです。
以下は参加者の皆さんが気になっちゃったものの一例です。ちなみに、私自身は今回のFeel度Walkで撮った写真は200枚以上でした。
牛の鼻?
これはイス?それとも階段?単なるデザイン???
何でここだけコンクリート?理由は上に登って判明しました。
ヤドリギ発見!
ガードレールが黒い!
こっちも黒色!人を通さないガードレール?
真横に倒れた?木から枝が垂直に!
絶対なにかいる!?
切り株に入った切り込みは何のため?
クネクネした石の通路。真っすぐじゃダメ?
ヘビの抜け殻発見!
その近くには注意の看板も
スケッ知図
Feel度Walkの後、気になった写真を1枚選び、スケッチします。スケッチのために改めて写真を拡大してみると、撮影時には気づかなかった新たな発見があることもしばしば。実際に手に取って五感を使って観察し、その写真をよく見て表現することで、体験と結びついた立派な知識へと発展させます。
シェアタイム
自分の気になったものを他の参加者とシェアして面白がる、こんなに楽しいことはありません!
シェアタイムには、どこにあった?私もそれ写真に撮った!こんなのもあったよ!これは何?など、話は広がり、一人ではできない楽しさです。自分の発見を誇らしげに話す子どもたちの姿が印象的でした。
次回のFeel度Walkは、素敵な空間を使って開催の予定です。詳細決まりましたら、お知らせいたします。